『近江牛』NO.1 森三商会が受賞。=「第1回オールしが「近江牛」枝肉共進会=

2016年12月5日

=第1回オールしが『近江牛』枝肉共進会=
グランドチャンピオンの表彰を受けました。

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(平成25年7月20日(土) 第16632号 : 滋賀報知新聞掲載記事より)

滋賀県内全域から丹誠込めて育てられた近江牛が出品された「「第一回オールしが『近江牛』枝肉共進会」が十八日、近江八幡市の滋賀食肉センターで行われ、畜産農家や牧場主らがおいしい近江牛を育てる技と肉質を競い合った。
これまでの共進会は、県内十一団体それぞれが開催し、

近江牛のブランドにふさわしい良質の牛肉を市場に出してきたが、

今回は県内の生産者が一丸となって飼育技術を向上させ、

高級牛肉「近江牛」のブランドを守り、高めていくことを目的に生産者に参加を呼び掛け、

選りすぐりの飼育牛合わせて六十六頭が出品された。

県下全域を対象に生産者が出品したのは初めで、今後も継続していくことを目指している。

十五日に同センターに持ち込まれた出品の牛は、と畜、解体されたあと、出荷前の枝肉に処理され、審査を受けた。
審査には、松下俊郎・日本食肉格付協会近畿中四国支所長を審査委員長に、四人が審査を行い、霜降りの状態や肉質の輝きぐあいなど定められた格付基準に添って枝肉を検査した。
その結果、第一回グランドチャンピオンに近江八幡市武佐町の(有)森三商会が出品した雌牛が選ばれた。

審査講評に立った松下審査委員長は「出品の牛肉は、いずれの審査項目をみても全国の平均レベルを上回る高い品質の肉ばかりだった」と語った。